第168臨時国会の開会式に望むに当たり、衆参常任、特別委員長は、国会議事堂中央広場で天皇陛下をお迎えしました。私も内閣常任委員長として、この日はモーニング姿で天皇陛下をお迎え致しました。
議事堂周辺は、警護でピリピリ、やがて国会議事堂正面玄関に到着されますと厳粛に張りつめた雰囲気は息を賭するほど、静寂なおもむきに包まれた。正面玄関の階段をゆっくり上がられ、参議院本会議場に向かう広場での2〜3分。天皇陛下におかれましては、いつも笑顔を絶やさないばかりか、優しい眼差しで左右を見渡される。その姿は、無言でありますが「みんな元気でやっているかい」、「国民の幸福のために尽力を願います」と、語りかけているような思いを抱きました。この瞬間、「初心に戻れ」と言う思いに駆り立てられ、何か気持ちが安寧というか素直になりました。天皇陛下を尊愛する思いがそうさせたのでしょう。いばらの道が予想される国会だけに冷静沈着な心を培ってくれた天皇陛下に感謝し、今後の内閣委員会を運営して参りたいと思います。



