2月29日(金)20年度予算案が成立した。翌日、各新聞社の見出しを注目して見ると、「強行採決」と見出しを付けたのは朝日新聞だけであった。これまで議会で「強行採決」と言えば、野党が審議に参加せず、または議決に参加せず、与党のみで採択された時を言うのが、マスコミの報道であった。
しかし、今回、野党である共産党は、審議に加わり、委員会に出席している。全野党が欠席したわけではない。毎日新聞社「予算案が衆院通過」(3/1)。また、わざわざ「3野党欠席」と書いている。3野党とは、民主、社民、国民新党のことである。共産党は、出席して反対を意思表明している。このため強行採決と書けないのが真相である。読売新聞社「予算案衆院を通過」の見出し。日本経済新聞社「予算案 衆院通過」野党猛反発(3/1)。産経新聞社「予算案 衆院通過」民主欠席(3/1)。東京新聞社「予算年度内成立」と記され、強行採決でないことを証明している。新聞社によってものの見方、考え方が、こうも違うことを思い知らされた。皆さんは、どの様に新聞を読まれたでしょうか。
